本当はファンファン村のこんなにハンサム犬ゴンタ殿下!のはずが
このところ超お嬢様猫ミーミ
とのバトルでゴンタ殿下が焼もちかバトル勃発

?
何分にも初めに飼えなくなった里親募集で譲り受けたのがゴンタ君。
年配の飼い主から「どうかゴンタをよろしく」と丁寧な手紙が添えられていました。
老齢の方の達筆の手紙に胸が熱くなりました。
それ以来、ゴンタは

溺愛


されてきました。
でも~
色々複雑な話なのですが聞いてもらえますか・・・?
そもそもダーは猫大好き派でしてそこからややこしい話が始まります。
いえ~ゴンタ殿下には何も罪のないことなのですが・・・
ある日、猫大好きなダーはバイト先から生まれて二ヶ月にも満たない子猫を
二匹貰い受けて連れ帰りました。
毎夜毎夜、屋根裏部屋でギーコギーコと鼠が何かをかじくる音がして
自分が一生懸命、汗水垂らしながら建てている家の一部がかじられている様な
そんな気がしてたまらなかったようです。
犬は番犬になっても

鼠は捕ってくれません。
こんな山の上で暮らすには猪を追い払う番犬も鼠退治の猫も必要なのです。
「可愛い、可愛い」と育てた真っ黒猫のクマ&白黒ブチのミータン。
それはそれは仲が良くて片時も離れずお互いをなめあったり
毛繕いをし合ったりと微笑ましい兄弟で見ているだけで幸せな気分になりましたが・・・
ある日を境に白黒ブチの愛嬌の良いミータンが忽然と姿を消してしまったのです

それからと言うもの真っ黒猫のクマの切ない切ない鳴き声が始まりました。
あっちに向かいこっちに向かい「みゃーみゃー」と
本当に聞くも悲しいような切ない声で森の中を四方八方探します。
ミータンの姿が消えて一ヶ月位続いたでしょうか。
そのミータンもクマと同じ男の子でした。

ある日物置の端っこで亡くなっているのをダーが見つけました。
きっとマムシに噛まれたのでしょう。
よく私たちに誉めて欲しくててマムシやバッタを玄関先に持ち帰っていましたから。
クマに現実を説明できません。
亡き姿を見せて「ミータンはもういない」と話をしてやりました。
ダーは泣いていました。
こよなく白黒ミータンを愛していましたから。
それから数日たって真っ黒クマは一匹「自分でミータンを探すんだ

」
旅だって行きました。それ以来プッツリとクマの姿が消えました。
「雄猫は猫岳山へ行くって聞くから・・・」
諦めてクマが何処かで元気に暮らしてくれることを心から祈っていました。
「もう、帰ってくることはないだろう・・・」
大分合同新聞で耳の大きなつぶらな瞳の子猫

を見つけました。
まだ片手の平にくるまる大きさでした。
どことなく品のよ良さが漂うグレーの薄い縞々の子猫でした。

現実とは本当に不思議なもで・・・
ミーミを飼い始めてほんの一週間たったかの頃。
「え???クマちゃん?クマなの???」
もうただただびっくりでした。
真っ黒猫のクマが泥んこなって疲れ果てて
今にも息が止まるのではないかと思いました。
ヨタヨタして私をじっと見つめています。
真っ黒クマが旅に出て半年が過ぎていました。
それからおおよそ五日間。
クマは牛乳を薬だと信じ込んだのでしょうか?
眠り続け気が付くと牛乳を飲み気が付くと牛乳を飲み
ずっと毎日ひたすら眠り続けたのです。
ダーが可愛がって育てた白黒ミータン&真っ黒クマ。
ミータンは天に召されたけれどクマだけでも元気になって欲しいと
心からそう思いました。
その間、賢い?ゴンタ殿下は自分への愛情を信じながらも
じっと静かに「ゴンタ~」と呼んで貰うのを待ち続けていたのでした。つづく・・・
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