ウーたんの癒えぬ悲しみ
真夜中の突然の電話でやって来たウーたんはただ美味しいものが食べたくて
やって来たのではありませんでした。
やはりまだ彼女の心の中にある深い悲しみが癒えてはいなかったのです。

ウーたん夫婦には愛犬が二頭いました。
片方はブラックターンのはなちゃん。
真っ黒の毛並みがフサフサした澄んだ黒目の大きい女の子でした。
まるで周囲のことには関心なく自分の興味のあることには
夢中になって何時までも飽きることを知らない実に愉快な犬でした。
「はなちゃん」と呼ぶと大きな真っ黒な瞳が輝きじっと見つめます。
気が向かなければ何回呼んでも「知~らない!」
そしてカーキのうぶちゃん。
カーキ色の毛並みがツヤツヤしてお日様にあたるとよけい綺麗にみえました。
一年後から来たので何時もそばにははなちゃんがいて寂しくないけど
威張っているはなちゃんにはちょっと気を使いながら大きくなりました。
甘えん坊で雷が大嫌い!遠くで音がしても「ウーたん雷恐いよ~」
綺麗な容姿で誰からも「可愛い可愛い」と言って貰って育ちました。
かれこれ13年14年の歳月を娘夫婦の子供たちとして過ごしたことになります。

その間一度も大病したこともなく他人に預けられることもありませんでした。
それが今年になって春先のことです。
うぶちゃんが突然肺炎にかかり入院を与儀なくされたのです。
ウーたんは勿論毎日面会に行きましたがゲージの中から
ウーたんの声を聞きつけ「連れて帰って~」と泣き叫ぶ声と戦いながら
とうとう食事もしなくなったうぶちゃんが一週間目に作っていった食事を
珍しく食べて一安心したのも束の間のこと急変して天に召されて行きました。
入院したまま一度も抱っこしてやることもできないままに逝ってしまったのです。
今思い返しても本当に可哀そうなことでした。
今度はそれからすぐに先輩のはなちゃんが乳房に大きな腫瘍ができ大手術。
悪い部分を取り除いて元気になって帰ったのですが
毎日ずっと一緒に過ごしたうぶちゃんの突然の死を察知したのでしょう。
すっかり元気がなくなり動かないでジッとしていることが多くなりました。
大手術の抜糸も済み順調に回復しているものと思いきや
転移転移でとうとううぶちゃんの後を追うように亡くなりました。
まだうぶちゃんが逝って三ヶ月も経ったか経たないかの頃です。
ウーたんはあっと言う間に大切な宝のようにしていた愛犬を
二頭も見送ったのです。
本当に辛い辛い経験だったと想います。
この世に生まれて初めての大きな試練だったのではないでしょうか。
気丈に「大丈夫・・・」と言う娘の胸の中が張り裂けそうな音を
立てているのが聞こえるようでした。

あんなに大切に可愛がったのだから
きっと「ウーたんたち~ありがとうね~」って言ってくれてるよ。
動物を飼い育てるってことは必ず先にはこういう事が待ってるのです。
癒され癒してもらった分、本当に辛い思いが待ってるのです。
虐めることも虐められることも知らないまま天に召されたはなちゃんとうぶちゃん。。
「虹の橋」を越えて友達いっぱいできるといいね。
大丈夫だよ!
はなちゃんは愉快な遊びの天才だったし
うぶちゃんは周囲がほっとけない美少女だったからね~
ウーたん 貴女の夫君は素晴らしい!
この悲しみに直面した貴女の強い見方でいてくれました。
供に心から悲しみを分かち合い励ましてくれました。
優しい夫君に恵まれて貴女は幸せ者だよ。
本当に感謝しなくちゃね。
可愛いかった二こちゃんたちを
夫婦でまた何時でも思い出してやれば良いよ。
それだけ沢山の思い出を彼女たちから貰ったのだもの。
思い返せばいっぱいいっぱいあるね~
ただどうかどうか思い詰めて身体を壊すことのないように・・・
貴女方夫婦と供にずっと彼女たちの素晴らしさを知って来た者として
そして貴女の母としてそれだけはお願いします。
そう言いながら貴女の深い悲しみを想うとママも涙が溢れて止まりません・・・
「ウータン また何時でも待ってるからね~♪」
何時もありがとうございます。
どうかポチっとお願いします(^^♪

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やって来たのではありませんでした。
やはりまだ彼女の心の中にある深い悲しみが癒えてはいなかったのです。

ウーたん夫婦には愛犬が二頭いました。
片方はブラックターンのはなちゃん。
真っ黒の毛並みがフサフサした澄んだ黒目の大きい女の子でした。
まるで周囲のことには関心なく自分の興味のあることには
夢中になって何時までも飽きることを知らない実に愉快な犬でした。
「はなちゃん」と呼ぶと大きな真っ黒な瞳が輝きじっと見つめます。
気が向かなければ何回呼んでも「知~らない!」
そしてカーキのうぶちゃん。
カーキ色の毛並みがツヤツヤしてお日様にあたるとよけい綺麗にみえました。
一年後から来たので何時もそばにははなちゃんがいて寂しくないけど
威張っているはなちゃんにはちょっと気を使いながら大きくなりました。
甘えん坊で雷が大嫌い!遠くで音がしても「ウーたん雷恐いよ~」
綺麗な容姿で誰からも「可愛い可愛い」と言って貰って育ちました。
かれこれ13年14年の歳月を娘夫婦の子供たちとして過ごしたことになります。

その間一度も大病したこともなく他人に預けられることもありませんでした。
それが今年になって春先のことです。
うぶちゃんが突然肺炎にかかり入院を与儀なくされたのです。
ウーたんは勿論毎日面会に行きましたがゲージの中から
ウーたんの声を聞きつけ「連れて帰って~」と泣き叫ぶ声と戦いながら
とうとう食事もしなくなったうぶちゃんが一週間目に作っていった食事を
珍しく食べて一安心したのも束の間のこと急変して天に召されて行きました。
入院したまま一度も抱っこしてやることもできないままに逝ってしまったのです。
今思い返しても本当に可哀そうなことでした。
今度はそれからすぐに先輩のはなちゃんが乳房に大きな腫瘍ができ大手術。
悪い部分を取り除いて元気になって帰ったのですが
毎日ずっと一緒に過ごしたうぶちゃんの突然の死を察知したのでしょう。
すっかり元気がなくなり動かないでジッとしていることが多くなりました。
大手術の抜糸も済み順調に回復しているものと思いきや
転移転移でとうとううぶちゃんの後を追うように亡くなりました。
まだうぶちゃんが逝って三ヶ月も経ったか経たないかの頃です。
ウーたんはあっと言う間に大切な宝のようにしていた愛犬を
二頭も見送ったのです。
本当に辛い辛い経験だったと想います。
この世に生まれて初めての大きな試練だったのではないでしょうか。
気丈に「大丈夫・・・」と言う娘の胸の中が張り裂けそうな音を
立てているのが聞こえるようでした。

あんなに大切に可愛がったのだから
きっと「ウーたんたち~ありがとうね~」って言ってくれてるよ。
動物を飼い育てるってことは必ず先にはこういう事が待ってるのです。
癒され癒してもらった分、本当に辛い思いが待ってるのです。
虐めることも虐められることも知らないまま天に召されたはなちゃんとうぶちゃん。。
「虹の橋」を越えて友達いっぱいできるといいね。
大丈夫だよ!
はなちゃんは愉快な遊びの天才だったし
うぶちゃんは周囲がほっとけない美少女だったからね~
ウーたん 貴女の夫君は素晴らしい!
この悲しみに直面した貴女の強い見方でいてくれました。
供に心から悲しみを分かち合い励ましてくれました。
優しい夫君に恵まれて貴女は幸せ者だよ。
本当に感謝しなくちゃね。
可愛いかった二こちゃんたちを
夫婦でまた何時でも思い出してやれば良いよ。
それだけ沢山の思い出を彼女たちから貰ったのだもの。
思い返せばいっぱいいっぱいあるね~
ただどうかどうか思い詰めて身体を壊すことのないように・・・
貴女方夫婦と供にずっと彼女たちの素晴らしさを知って来た者として
そして貴女の母としてそれだけはお願いします。
そう言いながら貴女の深い悲しみを想うとママも涙が溢れて止まりません・・・
「ウータン また何時でも待ってるからね~♪」
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